昭島分区長新年度のご挨拶
二年目に向けて
昭島分区長 目黒 清
平成27年度の定期総会において分区長を拝命してから、早1年が経過します。あっという間の1年でしたが、会員はじめ関係機関の皆様、そして事務局のご支援ご協力により何とか年間の活動を終了できますこと、深く感謝申し上げます。
28年度も年間を通じて「社会を明るくする運動」を中心として活動してまいります。
さて、保護司の安定的確保は、保護司組織運営上の最重要課題であることに変わりはありません。27年度は2人の新任がありましたが、満齢退任が1人あり1人増にとどまりました。定員45人に9人足りません。さらに、28年度1人、29年度3人、30年度2人の満齢退任が予定されています。
また、28年6月までに「刑の一部執行猶予制度」が施行されます。この制度では、現在の4号観察と同様、仮解除の仕組みがあるとはいえ、執行猶予の期間が1~5年と長期になり、保護観察期間の長期化が予想されています。また、薬物事犯については、累犯者もその対象となることから薬物事犯者に係わる保護観察対象者の増加が予想されます。このことからも、保護司適任者の発掘はこれまで以上に強力に推進する必要があります。会員ならびに関係者各位のご協力をよろしくお願いします。
「平成27年度版犯罪白書」によれば、26年度の刑法犯認知件数は前年比8.1%減少し、14年のピーク時と比較し半減しています。一方、検挙人員に占める再犯者の割合は9年以降一貫して上昇しており、26年は47.1%でした。犯罪者全体の3割が再犯者で、犯罪全体の6割を占めていることが明らかになっています。
また、再犯者の約7割が無就労であることから、再犯防止と社会復帰を促進するためには、就労支援先確保と協力雇用主の開拓は重要課題です。関係機関・団体と協力して取り組みます。
犯罪や非行のない安心・安全な明るい社会をめざして、微力ではありますが頑張ります。
昭島分区役員会開催!
3月23日(金)16:00~17:30
昭島市役所にて役員会を開催いたしました。今回は新年度方針と役員人事が話し合われました。
分区長以下、12名の保護司が参加。
懇親会も開催され、意見交換が出来、充実した時間となりました。
ミニ講演会 第三弾! 3月8日 14:30~15:00
於:昭島市立多摩辺中学校
今回は、2年生保護者会にて開催されました。
参加保護者70名、保護司2名での開催となりました。
ミニ講演会「携帯・スマホの危険性とSNSによるいじめについて」 by 地域活動部
於:昭島市立清泉中学校
3月7日(火)、瑞雲中学校に引き続き、清泉中学校1年生保護者会においてミニ講演会が開催されました。
参加者は140名。教員5名、保護司2名の参加がありました。
ミニ講演会「携帯、スマホで中学生が注意しなければならないこと」開催
於:昭島市立瑞雲中学校 3月3日午後2時~2時30分
1年生、2年生の保護者会にて開催されました。参加は1年生保護者75名、2年生保護者80名、保護司2名で盛大に開催されました。
昭島分区新年会の開催 於:翠凰楼
1月20日17:00から、昭島分区の新年会が開催されました。
臼井市長以下、北西粕谷会長、小林教育長、奥田主任官、昭島警察署長、衆議院の皆様をご来賓に迎え、保護司も30名の出席の中、盛大に開催されました。
今回は山本保護司の法務大臣表彰、志茂保護司の永年功労賞の授賞もあり、また多くのご来賓の皆様との歓談、懇親が行われました。
管外研修開催 於:藤岡ダルク、富岡製糸場
11月18日、管外研修を行ないました。
藤岡ダルクの施設見学後、施設での更生途上者の、薬物にどのように関わってしまったかなどの話を聞く研修でした。
改めて、薬物に一度関わると抜け出せない怖さを感じました。また更生途上者の、社会に貢献したいという思う真剣さをかんっじる研修となりました。
参加:保護司28名
役員会、総務部会開催 於:昭島市役所203会議室
去る11月11日午後3時~5時、役員会・総務部会が開催され、次期役員人事、社明作文表彰式、第二回全体会議、管外研修、忘年会・新年会などについて話し合われました。いよいよ次年度の声も聞こえてくる季節となりました。
昭島分区「学校連携」活動報告 於:昭島市立拝島中学校
10月25日午後1時~2時、拝島中学校で開催された「セーフティー教室」に参加いたしました。
今回は八王子ダルクの職員2名により、薬物使用の体験談と違法薬物の恐ろしさ、悲惨さが1年から3年生の全生徒に話されました。
参加は分区長以下保護司4名、先生10名。
多摩少年院運動会を見学 10月14日 午前10時~午後3時30分
多摩少年院運動会を見学して来ました。
天気は良かったのですが、山の上に位置するため風が吹くと寒い一日でした。それでも院生の熱気ある姿を見て、参加者はいつものことながら感銘を受けました。
当日は目黒分区長以下、保護司4名、更生保護女性会5名の参加がありました。
昭島分区全体会議開催 9月16日 午後3時~5時
この日は第66回社会を明るくする運動の反省会とともに来年へ向けての取り組み、各部からの報告が行われました。参加保護司は25名となりました。
その後、推進委員長の北川市長と北西保護司会粕谷会長、奥田保護観察官を迎えての納涼会も開催。
メインは長年社明推進委員長を務めていただいた北川市長へ感謝表明。中野更生保護女性会会長から花束贈呈がありました。
「社会を明るくする運動」その6 「くじら祭」会場におけるキャンペーン活動報告
8月6日(土)、「くじら祭」会場にて「社会を明るくする運動」のキャンペーン活動を行ないました。
第一部 午後3時~4時
警視庁の薬物乱用防止キャンペーンバスによる、青少年や家族への薬物乱用の危険性をアピールする活動。
第二部 午後4時~5時
昭島分区地域活動部による「くじら祭」会場内及び会場外のパトロール。
第三部 午後5時~6時
参加者全員での「社会を明るくする運動」の普及活動。社明うちわの配布。
この日は気温が36度もありましたが、保護司、新藤副市長、薬物乱用防止協議会委員、警視庁職員、瑞雲中学校北見校長、斎木副校長、瑞雲中学校ボランティア部生徒、更生保護女性会、民生委員など多くの皆様にご参加いただき、全員事故もなく無事、社明の普及活動が出来ました。
「社会を明るくする運動」その5 キャンペーン活動開催!
去る7月24日、午後3時~5時まで昭島市つつじヶ丘ハイツ夏祭り会場にて社明うちわ、薬物乱用防止ボールペン等の配布を行ない社明活動のキャンペーンを行ないました。
福田地域活動部長以下保護司4名と小野自治会長、瑞雲中学校の教諭3名、生徒6名などの多くのご協力者が参加し開催されました。
皆様、ご協力ありがとうございました。
「社会を明るくする運動」その4. 社明コンサートなど
7月24日、昭島市役所市民ホールと市民ロビーにおきまして、「社明コンサート」が開催されました。
当日は、昭島市立拝島中学校吹奏楽部、民生児童委員合唱部「昭島チャリティーズ」、南京玉すだれ「19315会」、昭島ハワイアンフラダンスグループの皆様の音楽とパフォーマンス、そして昭島市障害者福祉ネットワーク作業所、昭島陶房、更生保護女性会バザーの物品販売などでにぎわいました。
開会式は、目黒分区長の挨拶で始まり、北川昭島市長、粕屋北西保護司会会長、奥田保護観察主任官、杉本議会議長、榎本昭島警察署長、保護し、民生児童委員、市内学校関係者と多くのご来賓の方々のご参加をいただき盛大に行われました。
「社会を明るくする運動」その3.
社明キャンペーン第二弾!
1日に引き続き、3日も午前8時から11時まで、昭島市民球場にてキャンペーンを実施。第98回全国高校野球選手権東京大会会場にて「必勝うちわ」を配布。分区長以下、更生保護女性会、民生児童委員、地域中学校の保護者、生徒多数の参加にて盛大に行われました。
「社会を明るくする運動」その2.
社明駅頭キャンペーン実施!
去る7月1日午後5時から6時まで、市内4駅(昭島駅、拝島駅、中神駅、東中神駅)において、市長・副市長、教育長、目黒昭島保護司会分区長、更生保護女性会、民生児童委員、市内7中学校長、教職員、全保護司、そしてなにより多くの中学生の参加のもと「社明キャンペーン」が盛大に開催されました。(写真は昭島市立瑞雲中学校の参加生徒諸君です)
社会を明るくする運動開始!
7月1日午前10時、昭島駅自由通路に「社会を明るくする運動」の横断幕を掲げました!いざ、社明強化月間のスタートです。
社明の横断幕設置は毎年「地域活動部会」が中心に行う活動です。
昭島市大会に向けて頑張るぞ!
地域活動部会報告 ガードレールの落書き消し活動
去る、4月26日 午後4時~5時に昭島市立武蔵野小学校近隣のガードレールの落書き消しが行われました。
保護司2名、更女2名、昭島警察署巡査、武蔵野小学校教諭1名の協力体制で実施されました。
講演会:子どもを守るネットルール (地域活動部会4月の活動から)
上記のテーマにて各学校で講演が行われました。
4月11日:昭島市立武蔵野小学校 5年生保護者55名参加。
4月15日:昭島市立武蔵野小学校 3年生保護者50名参加。
4月18日:昭島市立瑞雲小学校 2年生保護者70名参加。
4月18日:昭島市立武蔵野小学校 6年生保護者50名参加。
上記は昭島市立武蔵野小学校 5年生保護者の模様。
ご挨拶 <分区長就任にあたって> 2015
昭島分区長 目黒 清
平成27年度の定期総会において、吉野成司分区長の後任として分区長の指名を受け、その責任の重さを痛感しております。先輩諸兄が築き上げてきました分区の名を汚さないよう努力してまいる所存です。保護司の仲間はもとより、関係機関及び諸団体の皆様には、これまで同様ご支援ご協力をいただけますよう切にお願い申し上げます。
さて、平成26年度版犯罪白書によれば、刑法犯の認知件数は、平成14年をピークに11年連続して減少していますが、再犯者率は46.7%で平成9年から一貫して上昇しています。また、平成25年に刑務所に再入所した人のうち約70%が無職であり、就労の有無が再犯防止に大きく関係しています。再犯防止と円滑な社会復帰を支援するため、就労先や協力雇用主の開拓、確保が喫緊の課題となっています。
こうした中、保護司の安定的確保は、組織運営上最重要課題であります。昭島分区では定数45人のところ、現員数34人で北多摩西地区の平均充足率82.3%に対して75.5%と定率です。さらに、6人が3年以内に満齢となられます。これまでも、保護司適任者の開拓は知己や各機関、団体に働きかけてまいりましたが, 今後は、なお一層強力にを推進してまいります。所詮、浅学菲才な私ですが、犯罪や非行のない安心・安全な社会づくりのため微力を尽くしてまいります。重ねて、ご協力をお願い申し上げます。